Muguet すずらん
5月1日、フランスはFête du Travail (メーデー)の祝日。 古くから幸福を願ってすずらんを贈る風習があり、自由にすずらんを売ることのできる日として親しまれています。 清楚によく香る愛らしい花で、家族や友人へ…
夜桜と香り
夜桜は昼とは違うどこか妖しく儚い美しさを感じます。フランスでは夜桜を愛でることはなく、日本独特の文化であることに気づかされます。 桜の香りでよく想い浮かべるのは桜餅や桜葉漬けの香り。 花の芳香はソメイヨシノなどの花はとて…
Colza 菜の花
暦のうえでも春となり、ほろ苦い菜の花の味が恋しくなります。 先日偶然にもポルトガル食材を扱うお店を通りかかると、可憐な菜の花の束をみつけました。 フランスの方はオイルとして用いる以外の食べ方はしないようで、マルシェでも生…
les feuilles de pissenlit タンポポの葉
春がもうすぐそこまで、という頃、マルシェではタンポポの葉がみられるようになります。 葉がまだ柔らかい状態をいただくので、出回るのはわずかな期間。「春待ちのサラダ」をつくります。
Fleurs d’amandier アーモンドの花
日本では各地で梅の花が開花しはじめたようですね。 南フランスでは春の便りのアーモンドの花が咲く頃。その花姿は桜によく似ています。 桃の花のような優しい香りは、パルファンなどに用いられます。 春が待ち遠しいパリですが少しず…
Jacinthe ヒヤシンス
冷たい風の吹く中、球根系の植物が花開きはじめました。上品でうっとりとするような香りのヒヤシンス。 RIGAUDのコレクションではCypresに登場します。すっきりとしたアロマティックノートの地中海の樹木のイメージに、冬に…
コンフィの季節
空気が乾燥する冬は、保存食づくりに適しています。季節のオレンジの皮を砂糖で煮たオレンジピール。 ほろ苦さの中にオレンジの爽やかな香りが漂います。ノエル用のケーキはもちろん、 チョコレートでコーティングしてオランジェットに…
La saison de champignons キノコの季節
北風が冷たくなると、マルシェにはキノコが並びはじめます。セップ、ジロール、トロンペット… 形、香りや食感も様々で季節限定の味覚。 バターでさっと炒めたり、ココット料理で煮込んだり、晩秋の食卓に香りが広がります。
秋の果物 Marché biologique Raspail
パリ左岸のラスパイユのビオマルシェを歩くと、果物にも秋を感じられます。夏の名残りのプラム種のレーヌクロード、 こっくりとした香りと甘みの無花果、胡桃は芳ばしさをデザートやフロマージュと共に。季節の流れを食卓でも楽しみたい…
Vendange 葡萄の収穫作業
フランス各地でワインのための葡萄の収穫がはじまっています。ワインの造り手達にとって、一年で最も人手が必要な時期で、 ボランティアや臨時のアルバイトを雇いながら、葡萄摘みをしていきます。 さて今年の出来映えはいかに?
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