saisons ベルガモット
saisons ベルガモット
http://www.letemps-france.com/saisons_07.html
長い長い冬が終わり、パリにもようやく春が訪れました。
夏時間となり、日本との時差も7時間に。日照時間が
だんだんと伸びる日々が始まっています。
厳しい寒さを乗り越えたご褒美のように、空はすでに
21時頃まで明るく、仕事の後にカフェの表でのんびり
くつろぐ時間の心地よい季節です。
太陽のありがたみを身にしみて知るパリの人々は
さっそく日光浴。カフェのテラスやセーヌ河沿い、
公園など陽の当たる場所は特等席になります。
先日、毎年3月に行われる文化キャンペーン”Le Printemps
des Poete (詩人達の春)”が今年も開催されました。
世界中で多くの人々に詩を読んでもらいたい、という目的で、
フランス各地でさまざまなイベントが催されるもの。
読むだけでなく、「詩を聴く」音楽にのせて詩を朗読する
音楽家とのコラボレーションなども行われました。
パリでは、恒例のイベントのひとつとして、サンジェルマン・デ・プレの
メトロ構内の壁に期間中、詩が投影されました。
電車を待つ束の間のひととき、詩を読む人々の姿に
かつてのカルチェラタンを思い起こしました。
眼には見えないイマジネーションの芸術は、香りや音楽とも似ています。
時にはのんびりと、お気に入りの詩を読んで、
この季節、穏やかな春の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


