14 Juillet


7月14日はフランス革命記念日。
日本では「パリ祭」とも言われ、英語ではBastille day。
こちらでは日付をそのままとって、14 Juillet / Quatorze Juilletと呼びます。
学校も休みに入り、まぶしい夏の日差しとともにバカンスに入ったパリ。
パリジャンはバカンスのためパリを離れ、
入れ替わりに他国からの観光客が増える頃。
みなさん各地でいろいろなイベントに参加します。


前日から前夜祭がフランスの各地で開かれ、消防士たちによるダンスパーティー、
花火などバスティーユ広場でのライブも催されます。
当日14日は、シャンゼリゼ大通りではパレードがあり、空軍は、
パリの空を、トリコロールの飛行機雲をひきながら、アクロバット飛行を行います。
パレード中はシャンゼリゼ界隈の道は多くの人で賑わうために、
交通が規制されます。少し散歩しながらシャンゼリゼに向かおうとしたら、
各所で道が封鎖されていて、かなり大回りすることになってしまったことがあります。
周辺のメトロの駅や出口もいくつか閉鎖されるので
出向かれる方はご注意ください。
そして夜にはエッフェル塔の下のシャン・ド・マルス公園で、
毎年フランスを代表するビックネームのコンサートも開かれます。
一昨年はミッシェル・ポルナレフがステージをつとめ盛り上がりましたが、
今年は国民的スターのジョニー・アリデイが登場。
今年限りで引退を宣言しているので、彼のライブを
無料で聴けるラストチャンスになりそうです。
その夜、パリを象徴するエッフェル塔が
花火と共に華麗に夜空を彩る様子も、一見の価値ありです。
日暮れの遅いパリでは花火が始まるのは22時半頃。
ワインやビールなどを持ち寄り、ピクニックを楽しみながら気長に花火を待ちます。
フランスでは、さまざまな音楽が打ち上げられる花火に合わせて流れます。
この機会に日本とはまた趣きの違う花火を眺め、お祭りムードを楽しむの一興です。
>>パリ市による革命記念日についての情報