夏至


すっかり陽が長くなったパリは23時近くまで明るさが
残る気持ちのいい季節です。
北半球では年間で最も昼が長い夏至の日、
フランス各地で恒例のLa Fete de la Musique/音楽祭が行われます。
http://fetedelamusique.culture.fr/
ビッグスターも出演する無料のコンサートやアマチュア
バンドによるライブがカフェ、バー、美術館、公園、
広場や路上など様々な場所で繰り広げられるまさに音楽
のお祭りです。クラシック、ジャズ、ロック、テクノ、
スカ、サンバ、アフリカン、アラブとジャンルを問わず
パリの街のいたるところから音楽が聞こえてきます。
多くの人々が参加し、思い想いに楽しみます。
夏至の日を迎えると、いよいよ夏のはじまり。
パリジャンたちも本格的にヴァカンスに入ります。
日本では「100万人のキャンドルナイト」が呼びかけられ
全国各地でイベントが開催されています。
http://www.candle-night.org/jp/
Le Temps/ ル タンは「100万人のキャンドルナイト」に
賛同しています。
夏至の夜、暗くなってきたら電気の代わりにキャンドル
に灯をともしましょう。
煌めく光をながめ、それぞれに想いをはせる
ほのかな灯りでゆったりと過ごすひととき
大切なことがみえてくる
1本のキャンドルから
広がる世界があるかもしれません。